流通産業ライブラリー

法政大学イノベーション・マネジメント研究センターは、11関連業界団体および4学術団体・研究機関のご支援を賜り、2009年5月に流通・消費財産業専門のデポジット・ライブラリー(保存図書館)、法政大学「流通産業ライブラリー」を設立いたしました。

戦後の大衆消費社会の到来とともに、消費財産業と流通産業は日本経済の車の両輪として目覚しい発展を遂げ、数多くの優れた企業と企業家を生み出しました。企業家活動の研究をひとつの柱とする当研究センターは、一般の図書館ではなかなか持ち切れない戦後流通・消費財産業と企業経営に関する専門的な図書や社史、団体史、伝記、また政策関連の灰色文献を収集し、研究活動を深めるとともに、2010年4月より広く一般に公開しています。

「流通産業ライブラリー」設立および募金活動について

活動記録

新着本案内:以下の資料をライブラリーに登録しました。
・立石泰則 著『正しく生きる ケーズデンキ創業者・加藤馨の生涯
新着本案内:以下の資料をライブラリーに登録しました。
・鈴木哲也 著『セゾン 堤清二が見た未来』 ・川野幸夫 著『日本一強いスーパー ヤオコーを創るために母がくれた50の言葉
・日本経済新聞社 編『関西スーパー争奪 ドキュメント 混迷の200日
矢作敏行著『コマースの興亡史』:2022年度・第65回「日経・経済図書文化賞」受賞
新着本案内:石原武政 著『戦時統制下の小売業と国民生活』(碩学舎出版、2022年4月)をライブラリーに登録しました。
新着本案内:以下の資料をライブラリーに登録しました。
・資生堂 編『資生堂宣伝史 歴史/現代/花椿抄』 ・東京紳士服専門店協同組合 編『二十五年史
・ラジオ商業新聞社 編『電販協20年史』 ・東京清涼飲料協会 編『日本清涼飲料史
・日販20年のあゆみ編集委員会 編『日販20年のあゆみ』 ・電通社史編集委員会 編『電通66年
・全国味噌工業協同組合連合会 編『全国味噌団体創立五十周年記念誌
新着本案内:以下の資料をライブラリーに登録しました。
・全日本トラック協会 編『トラック輸送40年のあゆみ』 ・10年史編纂委員会 編『家電製品協会10年の歩み
・日本ホテル協会 編『日本ホテル略史 自昭和42年1月至昭和44年12月
・名鉄百貨店社史編さん室 編『30年の歩み : 名鉄百貨店開店30周年記念社史
・ニッポンレンタカーサービス株式会社 編『ニッポンレンタカー十五年のあゆみ
・大阪市中央卸売市場乾物卸組合 編『乾物卸売業界五十年史』 ・日本パン工業会 編『二十年史:創立20周年記念誌
・東京卸売りセンター婦人子供服協同組合 編『十年のあゆみ:ファッショングループTOC’12
新着本案内:以下の資料をライブラリーに登録しました。
・全国青果卸売市場協会 編『全青協30年史』 ・セシール社史編纂事務局 編『セシール30年の歩み : 愛と信頼をお届けして
・政策研究大学院大学 編『堤清二オーラルヒストリー:財団法人セゾン文化財団理事長』 ・ニチレイ 編『ニチレイ50年史
・鈴廣蒲鉾本店 編『慶應・明治・大正・昭和そして平成へ : 鈴廣かまぼこの百四十年』 ・董友会 編『中島董一郎譜 続
・10年史編集会議 編『全国レンタカー協会10年史』 ・東武百貨店社史編纂室 編『グッドデパートメント東武百貨店30年の歩み
新着本案内:以下の資料をライブラリーに登録しました。
・似鳥昭雄 著『ニトリの働き方』 ・飯塚司郎 著『丸く正しい商いを:愛され続けるスーパー「丸正」の100年
・スティーブ・アンダーソン:カレン・アンダーソン 著『ベゾス・レター:アマゾンに学ぶ14ヵ条の成長原則
・東海友和 著『イオンを創った女の仕事学校:小嶋千鶴子の教え』 ・上阪徹 著『成城石井 世界の果てまで、買い付けに。
・坂口孝則 著『ドン・キホーテだけが、なぜ強いのか?』 ・小榑雅章 著『闘う商人 中内功:ダイエーは何を目指したのか
・奥平和行 著『メルカリ:希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間
2021年12月4日 公開シンポジウム「コマースの興亡の行方-商業倫理・流通革命・デジタル破壊-」を開催
本シンポジウムは、対面(市ケ谷キャンパス富士見ゲート5階G502教室)とオンライン(YouTube Live)のハイブリッド方式で行い、100名以上の方が参加致しました。また、シンポジウム終了後は、期間限定(2021年12月11日~23日)で録画配信を行い、150名超の方が視聴致しました。本シンポジウムでは、矢作敏行名誉教授著『コマースの興亡史』(日本経済新聞出版)が出版された機会を捉えて、近代社会から高度産業社会を経て、デジタル社会に至る商業の経営革新動向を振り返り、各分野の専門家とともに、その行方と課題を議論しました。
2021年10月6日 矢作敏行法政大学名誉教授の著書『コマースの興亡史―商業倫理・流通革命・デジタル破壊』が日本経済新聞出版(日経BP)から出版されました。流通産業ライブラリー内に設置された研究会活動の成果でもあります。何卒、宜しく御照覧下さい。
新着本案内:笹井清範 著『売れる人がやっているたった四つの繁盛の法則 : 「ありがとう」があふれる20の店の実践』(同文舘出版、2021年6月)をライブラリーに登録しました。本書は、商業界精神をいまに伝える雑誌・商業界の元・編集長による初の単著。豊富な取材から「店は客のためにある」を実践する各地の商店を通して繁盛の法則を明かします。
新着本案内:八木孝昌 著『新・五代友厚伝 近代日本の道筋を開いた富国の使徒』(PHP研究所、2020年9月)をライブラリーに登録しました。本書は、膨大な資料を丹念に調べあげた上で新たな考察を加え、五代の真の姿を描き出した伝記の決定版です(出版社HPより)。
『衆知』(2021年3・4月号)展示【倉本文庫】
PHP研究所「新しい商人道研究会」における矢作敏行法政大学名誉教授・当研究センター客員研究員の研究報告概要「倉本長治と戦後日本の商人たち」が、PHP研究所の機関誌『衆知』(2021年3・4月号)に掲載されました。当研究センター内の倉本文庫閲覧室に展示しています。
新着本案内:由井常彦 著「『都鄙問答』と石門心学 ―近世の市場経済と日本の経済学・経営学―」
(冨山房インターナショナル、2019年3月)をライブラリーに登録しました。
2018年9月27日~2019年1月17日 寄付講座「チェーンストア経営論」(2018年度秋学期)を開催
2017年6月22日 出版記念公開セミナー「地域商業の底力を探る ―商業近代化からまちづくりへ」を開催
2017年3月30日 『地域商業の底力を探る―商業近代化からまちづくりへ―』刊行
地域商業の底力を探る

地域商業の底力を探る

地方と首都圏6都市の現地調査から、商店街整備に終始した商業近代化政策から脱却し、市民との連携やまちなか居住、地域産業との協働などのまちづくりを目指す地域商業の動きを分析。地域商業とまちの存続のための問題点を抽出する。

矢作敏行・川野訓志・三橋重昭[編著]
定価:本体3,400円+税  出版社:白桃書房
A5判上製 258頁  発行日:2017年3月30日
ISBN:978-4-561-66222-8

2016年9月22日~2017年1月19日 寄付講座「チェーンストア経営論」(2016年度秋学期)を開催
2016年6月14日 日本リテイリングセンター様に感謝状を贈呈

(左より)碓井室長、渥美六雄氏、
渥美田鶴子氏、矢作名誉教授

流通産業ライブラリーへの寄付金(リーディング・ユニバーシティ-法政募金)累計額が5,000万円を超えました。この機会に、募金活動と同ライブラリー「ペガサス文庫」創設に多大なるご尽力をいただいた、チェーンストア経営の指導機関、株式会社日本リテイリングセンター様に感謝状を贈呈しました。
贈呈式には、同社代表取締役社長の渥美田鶴子氏と取締役の渥美六雄氏にご出席いただき、本学からは、矢作敏行名誉教授と碓井正博研究開発センター室長が出席しました。

2016年4月22日 商業界社長・中嶋正樹氏と商業界会館事務局長・高岡眞佐雄氏が来館
株式会社商業界社長の中嶋正樹氏と株式会社商業界会館事務局長の高岡眞佐雄氏が来館され、流通産業ライブラリー創設者・矢作敏行法政大学名誉教授の案内で、流通産業ライブラリー「倉本文庫」を見学されました。倉本長治商業界初代主幹の色紙等の展示物を見学すると同時に、流通産業ライブラリーの募金活動へのご協力をいただきました。

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流通産業ライブラリー「倉本文庫」コーナー

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(左より)高岡氏、中嶋氏、矢作名誉教授

2016年3月18日 倉本長治・初夫文庫 開設記念公開セミナー「店は客のためにある」を開催
2016年3月 「倉本文庫」を開設
2014年9月19日~2015年1月9日 寄付講座「チェーンストア経営論」(2014年度秋学期)を開催
2012年4月13日~7月20日 寄付講座「チェーンストア経営論」(2012年度前期)を開催
2010年11月27日 開設・出版記念国際セミナー「流通の未来―顧客洞察・全球化・サステナビリティ経営」を開催
2010年5月12日~14日 見学会を開催
2010年4月1日 一般公開を開始
2009年5月23日 設立記念セミナー「明日の流通産業を担う人々へ贈るメッセージ」を開催
セミナー報告(新聞記事)
2008年10月31日 設置準備委員会を開催

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