開催報告 【2022年10月8日(土)】《オンライン》公開講座「Why(存在意義)からWhere(ビジョン)へ」(第1回)
当研究センターでは、10月8日(土)に、公開講座「Why(存在意義)からWhere(ビジョン)へ」(全2回)の第1回をオンライン(YouTube Live)で開催し、33名が視聴しました。
企業経営の起点とは「企業は何故存在しているのか(パーパス)」という問いであり、経営構想力とは「企業はどこを目指すのか(ビジョン)」という「ありたい企業像」を示すことではないでしょうか。パーパスは「Why」、ビジョンは「Where」と置き換えることができるでしょう。現代社会が企業に対して求めているのは、「Why」を起点にして「Where」に至るロードマップを示すことなのです。
本講座ではパーパスを起点にビジネスを創造した企業家、創業者のパーパスを次世代に継承した企業家を取り上げます。企業を取り巻く環境は変化しますが、「Why(存在意義)からWhere(ビジョン)へ」という道筋は不変の要素といえるでしょう。講師はイノベーション・マネジメント研究センターの研究プロジェクト「企業家史研究会」のメンバーが担当します。
当日は、長谷川直哉教授(人間環境学部、「企業家史研究会」代表)の司会のもと、岡靖弘氏(イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員)が「財界総理と呼ばれた経営者:石坂泰三(第一生命)」、片山郁夫氏(イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員)が「進取の精神・不撓不屈の企業家:早川徳次(シャープ)」、長谷川直哉教授が「パーパスの継承者:石田退三(トヨタ自動車)」について、それぞれ報告を行いました。第2回(11月12日(土))もオンラインによる開催の予定です。
※お申し込み方法、スケジュール等の詳細は、こちらをご参照ください。
※当日の模様をYouTubeで公開しています。
第1回:2022年10月8日(土)