開催報告 【2024年3月12日(火)】シンポジウム「ユーザーと拓く新しいイノベーションのカタチ ―ユーザー・イノベーションの活用法とその成果―」
当研究センターでは、3月12日(火)に、シンポジウム「ユーザーと拓く新しいイノベーションのカタチ ―ユーザー・イノベーションの活用法とその成果―」を対面とオンラインによるハイフレックス方式で開催し、対面(市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階 スカイホール)の参加人数が44名、オンライン(YouTube Live)のユニーク視聴者数*が110名と、多くの方にご参加・ご視聴いただきました(後援:日本マーケティング学会 ユーザー・イノベーション研究会、USER INNOVATION LAB.)。
近年、生活者が自らの利用のために製品やサービスの開発や改良をおこなう「ユーザー・イノベーション」という現象に注目が集まり、国内外の先進的企業が活用し成果をあげています。本シンポジウムは、ユーザー・イノベーションという現象を実践と理論の両面から深く捉えることを通して、実務家や研究者、学生のために大きな学びの機会を提供することを目的として開催されました。
当日は、和泉舞氏(株式会社博報堂 / USER INNOVATION LAB. 共同代表)の司会のもと、ユーザー・イノベーション研究を専門とする西川英彦教授(経営学部)が「ユーザー・イノベーションの活用法」と題して、事例をもとにしたその概要や活用法を解説し、その最新成功事例である「ワークマン」の林知幸氏(株式会社ワークマン 役員待遇 営業企画部兼広報部 部長)に「ワークマンにおけるユーザー・イノベーション活用事例」と題して、成功の秘訣をお話しいただきました。そして、その成功を裏付ける理論を『ユーザー発案者効果』(碩学舎)として上梓した岡田庄生氏(イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員)が「ユーザー発案者効果」と題して報告を行い、会場からの質疑応答を交え、活発なディスカッションが行われました。
*IPアドレスを元に計測される視聴者数。使用デバイスや視聴回数に関係なく、視聴者は1人のユニーク視聴としてカウントされる。
※プログラム等はこちらをご参照ください。
※当日の模様をYouTubeで公開しています。
シンポジウム「ユーザーと拓く新しいイノベーションのカタチ ―ユーザー・イノベーションの活用法とその成果―」