【終了:2024年12月14日(土)】シンポジウム「エビデンスに基づくマーケティング ―これまでの常識を疑え―」

法政大学イノベーション・マネジメント研究センター シンポジウム
「エビデンスに基づくマーケティング ―これまでの常識を疑え―」

 マーケティングサイエンティストである芹澤連氏の著書『戦略ごっこ マーケティング以前の問題』(2023年、日経BP社)が実務家のみならず、アカデミアでも注目されています。同書はすでに2万部以上を売り上げ、日本マーケティング学会の「日本マーケティング本 大賞2024」にもノミネートされました。著者は300以上の研究論文を参照して、マーケティング活動について有用なエビデンスを導き出し、ここからエビデンスに基づくマーケティング(EBM)の必要性を提唱しています。芹澤氏にEBMの考え方について講演いただき、CMO兼データサイエンティストの木田浩理氏よりEBM組織の構築の実践についてご報告いただきます。さらにアカデミアの立場から田中洋がコメントし、木村純子が全体をモデレートします。

 
 
「エビデンスに基づくマーケティング ―これまでの常識を疑え―」チラシ(PDF)
 

プログラム

※資料のHPでの公開はありません(来場者には、一部資料を除き、会場で配布予定です)。
※プロフィールはこちらをご覧ください。

時 間 講 師
13:00~13:05 解題:シンポジウムの趣旨
 木村純子(法政大学経営学部教授)
13:05~13:30 「エビデンスベーストマーケティング(EBM)の意義」
 田中 洋(中央大学名誉教授)
13:30~14:30 「EBMとはどのような考え方なのか」
 芹澤 連((株)コレクシア コンサルティング事業部 執行役員、(一社)日本エビデンスベーストマーケティング研究機構 研究統括)
14:30~14:35 休 憩
14:35~15:05 「日本企業におけるEBM組織の構築と実践」
 木田浩理(三井住友海上火災保険(株) CXマーケティング戦略部長 CMO、(一社)日本エビデンスベーストマーケティング研究機構 代表理事、上智大学大学院応用データサイエンス学位プログラム非常勤講師)
15:05~15:55 ラウンドテーブル「マーケティング実務にEBMをどう活かすか」
 芹澤 連、木田浩理、田中 洋  司会:木村純子
15:55~16:00 シンポジウム終了のご挨拶

概要

日  時 2023年 12月14日13:00~16:00(開場12:30)
開催方法 対面(法政大学市ケ谷キャンパス 富士見ゲート5階 G502教室:先着100名)
オンライン(YouTube Live)
参 加 費 無料
申込方法 下記<申込サイト>よりお申し込みください。
<申込サイト>

※お申し込み時に、対面とオンラインの選択が可能です。

※オンラインの配信リンク先は、受付完了メール(自動配信)に記載されています。

※個人情報の扱いは厳重に管理しています。法政大学に関連するイベント開催等の通知を目的としており、それ以外の目的では使用しておりません。

申込期限 2024年12月11日(水)
※オンライン参加は、12月14日(土)まで申込可
問合せ先 法政大学イノベーション・マネジメント研究センター
TEL:03-3264-9420 FAX:03-3264-4690
E-mail:cbir@adm.hosei.ac.jp

プロフィール

芹澤  連(せりざわ・れん)
株式会社コレクシア コンサルティング事業部 執行役員、一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構 研究統括
マーケティングサイエンティスト。数学/統計学などの理系アプローチと、心理学/文化人類学などの文系アプローチに幅広く精通。非購買層やノンユーザー理解の第一人者として、消費財を中心に、化粧品、自動車、金融、メディア、エンターテインメント、インフラ、D2Cなどの戦略領域に従事。エビデンスベースのコンサルティングで事業会社の市場拡大を支援する傍ら、執筆や講演活動も行っており、企業研修などの講師を務める。著書に『顧客体験マーケティング』(インプレス)、『“未”顧客理解:なぜ「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?』『戦略ごっこ―マーケティング以前の問題 エビデンス思考で見極める「事業成長の分岐点」』(日経BP)。日本マーケティング学会員。日経クロストレンドアドバイザリーボード。海外論文を読むのが日課。猫好き。

木田 浩理(きだ・ひろまさ)
三井住友海上火災保険株式会社 CXマーケティング戦略部長 CMO、一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構 代表理事、上智大学大学院応用データサイエンス学位プログラム非常勤講師
NTT東日本、日本IBM、百貨店、アマゾン等で営業やデータ分析、マーケティング実務を経験し、2018年三井住友海上にデータサイエンティストとして入社、データ分析組織の立ち上げや人材育成等に従事。2021年10月よりマーケティング専門組織を立ち上げ、初代CMOに就任。2023年4月より現職。一般社団法人金融データ活用推進協会理事 。共著『データ分析人材になる。目指すは「ビジネストランスレーター」』『ビジネストランスレーター ~データ分析を成果につなげる最強のビジネス思考術』日経BP社。

木村 純子(きむら・じゅんこ)
法政大学経営学部教授、イノベーション・マネジメント研究センター所員
ニューヨーク州立大学修士課程修了(MA)、神戸大学博士後期課程修了、博士(商学)。 2012年~2014年までヴェネツィア大学客員教授。専門は、テリトーリオ、地理的表示(GI)保護制度、地域活性化。近著は『南イタリアの食とテリトーリオ:農業が社会を変える』(2024年、白桃書房)、『イタリアのテリトーリオ戦略:甦る都市と農村の交流』(2022年、白桃書房)、『持続可能な酪農:SDGsへの貢献』(2022年、中央法規)。

田中  洋(たなか・ひろし)
中央大学名誉教授、イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員
京都大学博士(経済学)。日本マーケティング学会会長、日本消費者行動研究学会長を歴任。株式会社電通マーケティングディレクター、法政大学経営学部教授、コロンビア大学客員研究員、中央大学専門職大学院教授などを経て現職。井村屋グループ株式会社社外取締役、日経広告研究所副理事長、企業のマーケティング顧問などを務める。著書『ブランド戦略論』(2017年、有斐閣)など多数。日本マーケティング学会マーケティング本大賞/準大賞/ベストペーパー賞、日本広告学会賞、白川忍賞、中央大学学術研究奨励賞などを受賞。

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