開催報告   【2023年12月9日(土)】シンポジウム「進化するブランド ―理論と事例からブランドの未来を構想する―」

当研究センターでは、12月9日(土)に、シンポジウム「進化するブランド ―理論と事例からブランドの未来を構想する―」を対面とオンラインによるハイフレックス方式で開催し、対面(市ケ谷キャンパス 富士見ゲート4階 G402教室)の参加人数が27名、オンライン(YouTube Live)の視聴回数が57回と、多くの方にご参加・ご視聴いただきました。

神戸大学・流通科学大学名誉教授の石井淳蔵氏の近著『進化するブランド ―オートポイエーシスと中動態の世界―』(碩学舎、2022年)は、近年にないスケールの大きな理論書として話題を呼んでいます。今回のシンポジウムでは石井氏を基調講演者としてお招きし、その理論についてわかりやく解説していただきました。さらにBtoBブランドで注目される横河電機㈱と、「Airレジ」などをはじめとする業務・経営支援サービス「Air ビジネスツールズ」で注目される㈱リクルートからゲストをお招きして、ブランドの進化は実際にどのように行われているのかをご報告いただき、理論と実践の両面から、ブランドの進化を考察しました。

当日は、木村純子経営学部教授の司会のもと、田中洋中央大学名誉教授(イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員)によるシンポジウムの趣旨説明に続き、基調講演として、石井淳蔵神戸大学・流通科学大学名誉教授より「進化するブランド」と題してご講演いただきました。また、企業からのゲストとして、瀬戸口修氏(横河電機㈱ マーケティング本部 コミュニケーション統括センター・センター長)と野村恭子氏(㈱リクルート リクルートプロダクト統括本部 SaaS領域プロダクトデザインユニット Airブランドマネジメントグループ)より、それぞれの実践事例をお話しいただきました。その後のラウンドテーブルでは、会場からの質疑応答を交え活発なディスカッションが行われました。

※プログラム等はこちらをご参照ください。

※当日の模様をYouTubeで公開しています。
 シンポジウム「進化するブランド ―理論と事例からブランドの未来を構想する―」

Junzo Ishii

石井淳蔵神戸大学・流通科学大学名誉教授

Hiroshi Tanaka

田中洋中央大学名誉教授

Osamu Setoguchi

瀬戸口修氏(横河電機㈱)

Kyoko Nomura

野村恭子氏(㈱リクルート)

Junko Kimura

木村純子教授

round table

ラウンドテーブルの様子

YouTube Live

YouTube Liveによる配信

group photo

シンポジウム終了後の記念撮影

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