• HOME
  • ニュース
  •    開催報告   【2024年12月14日(土)】シンポジウム「エビデンスに基づくマーケティング―これまでの常識を疑え―」

   開催報告   【2024年12月14日(土)】シンポジウム「エビデンスに基づくマーケティング―これまでの常識を疑え―」

当研究センターでは、12月14日(土)に、シンポジウム「エビデンスに基づくマーケティング―これまでの常識を疑え―」を対面とオンラインによるハイフレックス方式で開催し、対面(市ケ谷キャンパス 富士見ゲート5階 G502教室)による参加者が45名、オンライン(YouTube Live)のユニーク視聴者数*が133名と、多くの方にご参加・ご視聴いただきました。

マーケティングサイエンティストである芹澤連氏の著書『戦略ごっこ マーケティング以前の問題』(2023年、日経BP社)が実務家のみならず、アカデミアでも注目されています。同書はすでに2万部以上を売り上げ、日本マーケティング学会の「日本マーケティング本 大賞2024」にもノミネートされました。著者は300以上の研究論文を参照して、マーケティング活動について有用なエビデンスを導き出し、ここからエビデンスに基づくマーケティング(EBM)の必要性を提唱しています。芹澤氏にEBMの考え方について講演いただき、データサイエンティスト兼マーケターの木田浩理氏よりEBM組織の構築の実践についてご報告いただきました。さらにアカデミアの立場から田中洋名誉教授がコメントし、木村純子教授が全体をモデレートしました。

当日は、司会を務めた木村純子教授(経営学部、イノベーション・マネジメント研究センター所員)による解題に続き、田中洋中央大学名誉教授(イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員)が「エビデンスベーストマーケティング(EBM)の意義」、芹澤連氏(株式会社コレクシア コンサルティング事業部 執行役員、一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構 研究主幹)が「EBMとはどのような考え方なのか」、木田浩理氏(三井住友海上火災保険株式会社 CXマーケティング戦略部長 CMO、一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構 代表理事、上智大学大学院応用データサイエンス学位プログラム非常勤講師)が「日本企業におけるEBM組織の構築と実践」と題してそれぞれ講演を行いました。また、ラウンドテーブル「マーケティング実務にEBMをどう活かすか」では、講演者と参加者による活発なディスカッションと質疑応答が行われました。
*IPアドレスを元に計測される視聴者数。使用デバイスや視聴回数に関係なく、視聴者は1人のユニーク視聴としてカウントされる。

※プログラム等はこちらをご参照ください。

※当日の模様を申込制・期間限定でYouTubeで公開予定です。詳細はこちらをご覧ください。

Hiromasa Kida

木田浩理氏

Hiroshi Tanaka

田中洋名誉教授

Junko Kimura

木村純子教授

group photo

講師・関係者の集合写真(左より、芹澤連氏、木村純子教授、田中洋名誉教授、木田浩理氏)

Pagetop